製品詳細
新川電機株式会社
総合プラットホーム S-STation
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複数のエリアに点在する回転機械の状態を
統合監視するプラットホーム
可能にするのは、各プラントの中核を担う回転機械の一元監視。
本社にいながら、世界中の回転機械の状態と振動解析・診断をリアルタイムに把握できます。
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◆製品概要 |
機械状態監視統合プラットフォームS-STationは、以下のソフトウェアパッケージから構成されます。 |
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S-Server |
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専用のサーバにインストールされる、S-STationのコアパッケージです。 このサーバのデータベースにはシステム構成情報や登録している各監視対象infiSYS RV-200からの警報・イベント情報が保存されます。 |
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S-Monitor |
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オペレータの端末にインストールするパッケージです。 そのS-STationに登録しているすべてのinfiSYS RV-200から収集される警報・イベント情報に基づいて、測定対象機械の状態監視ができます。また、個別機械の振動異常に対し解析・診断が必要となった場合に、特定のinfiSYS RV-200にアクセスして、リモートでの解析・診断を行うことができます。 |
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G-Monitor |
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S-Monitorの上位パッケージです。 複数のS-STationが管轄する回転機械を統合監視するとともに、特定のS-STationにアクセスした際、G-MonitorがそのS-STationにインストールされたS-Monitorと同じように、各infiSYS RV-200の遠隔操作や測定対象の振動解析・診断を行うことができます。 |
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S-RS |
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各infiSYS RV-200にインストールされるパッケージです。 各監視対象についての警報・イベント情報をリアルタイムにS-Serverに送信するとともに、S-MonitorやG-Monitorでトレンド表示に必要な振動データも提供します。 |
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S-Editor |
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S-STation統合監視システムを構築するためのツールパッケージです。 |
振動解析を行うためにはトレンドデータだけでなく、ダイナミックな情報を含む大容量な波形データも必要であり、infiSYSはそれらのデータを常時収集、保存しています。しかし、相互に離れたエリアや世界中に点在する多数のプラントを、たとえばその本社で一括管理しようとした場合、各infiSYSの大容量なデータを全て本社に伝送して取り扱うのは非現実的です。 新川電機の「S-STation」なら、振動解析診断システム「infiSYS RV-200」から必要な情報だけを収集、管理し、どのプラントの機械に異常が発生しているのかを瞬時に伝達。さらに、専門知識のある振動診断技術者によるリアルタイムな診断も可能です。たとえ海外拠点であっても、本社から安心・安全を支えられます。 |
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複数のプラントの集中監視がしたい |
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振動診断技術者による監視・解析を徹底したい |
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回転機械の安定稼働を守りたい |
◆導入メリット |
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- サポート本部から遠隔で各プラントの回転機械の振動状態を集中的に把握することができます。
- 各プラントで発生した回転機械の異常に対して、現地に出向くことなく、サポート本部の保全エンジニアがリアルタイムに解析と診断を行うことで、異常の早期解決および技術サポートが可能となります。
- 専門知識を有する振動診断技術者の遠隔による複数プラントの振動解析と診断ができるため、各プラントに専門技術者を配置するよりも効率的な運用を行うことが可能となります。
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測定監視している全ての回転機械の振動警報情報を集中的に監視可能 |
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各プラントにあるinfiSYS RV-200が収集している回転機械の振動警報をS-STationに集約し、全ての回転機械の振動状態の常時把握を可能にします。 |
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振動解析データの分散化による効率的で安全性の高いシステムを実現 |
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各プラントの振動データは各infiSYS RV-200のデータベースに分散して保存されているため、大量の振動データを上位システムデータベースに集約するよりもシステム故障時のリスクを低減できます。 必要に応じてS-STationから各プラントのinfiSYS RV-200にアクセスし、いつでも詳細な振動解析と診断が可能です。 |
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各プラントの振動データの比較による異常の早期発見 |
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各プラントに点在する同様の機種の回転機械の振動データをS-STation上で同時に表示し、比較することができるため、より早く異常に気付くことが可能です。 |
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DCSのプロセスデータを表示可能 |
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振動解析の参考となるプロセスデータ(温度や圧力など)が、infiSYS RV-200に取り込まれていない場合でも、OPCサーバ経由でS-STationに表示可能です。 |
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アラーム監視機能 |
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infiSYS RV-200システムからのアラーム状態を表示し、全てのシステムのマシンについて振動状態を把握できます。アラーム情報はデータベースに蓄積され、アラーム履歴の管理を実現。また、アラーム情報にはコメントを追加でき、システムの運用を通してナレッジベースを構築できます。 |
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トレンド表示機能 |
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infiSYS RV-200システムの振動データを、トレンドビューに表示でき、異なる回転機械の状態・パフォーマンス比較または振動診断を行えます。複数のinfiSYS RV-200システムの振動データを1画面に表示可能。任意の時間軸を指定して、時間軸の異なる振動データを比較できます。 |
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遠隔操作機能 |
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離れた場所にあるinfiSYS RV-200システムの端末にリモートアクセスでき、infiSYS RV-200システムの振動解析および診断機能を遠隔利用できるため、遠隔地にあるinfiSYS RV-200の解析グラフをリアルタイムに観察して、振動解析、異常診断を行うことができます。 |
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計測値表示機能 |
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infiSYS RV-200システムから得られた振動値やプロセス値、その他のシステムからOPCサーバ経由で受け取ったプロセス値をグラフィック画面*に表示できます。 ※グラフィック画面作成ツールS-Editorを使って各画面を作成可能。 |
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