製品詳細
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ツイスターリング(Xリング)は、下図aのようにツイスターリングの線径断面がX形状になり、4面のリップ形で構成することから一般的にXリングと呼ばれ、Oリングのように取り扱うことができます。 Oリングではご不安、あるいは問題時に、ツイスターリングを用いると、シール効果は大幅に向上いたします。 ツイスターリングは、取り付け時のしめ代による反発面圧力と、流体圧力が発生する面圧力の和により、確実なシールができます。(図bとc) |
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ツイスターリングの特長 |
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ツイスターリングはOリングと較べ、複数の優れた特性があります。 |
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Oリングは、往複運動用に用いた時、溝内でねじれる場合がありますが、ツイスターリング(xリング)は、X形状断面により、ねじれる心配がありません。 |
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Oリングに較べ、半径方向のしめ代が少なくてすみます。このため接触圧力がより小さくなり、摩擦および摩耗もより小さくなるために、ツイスターリングは耐久性に優れています。必要な最低しめ代は、ツイスターリングの幅の5%であり、確実なシールが行えます。 |
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接触圧力が断面全体に分散されるので、Oリングより漏れが少なくなります。 |
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Oリングの内・外周にある成形バリは、シール性を損なうことが多いものですが、ツイスターリングは、バリがシールを行うリップの谷間にあるので、シール性を損なうことがありません。 |
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ニトリルゴム(NBR)、エチレンプロピレンゴム(EP)、クロロプレンゴム/ネオプレン(CR)、フッ素ゴム/バイトン(FKM/FPM)、シリコーンゴム(Si/Q/VMQ/SR)、フロロシリコーンゴム(FVMQ)等に対応ができます。 |
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US・Standard AS568に準拠して、豊富なサイズがあります。 |
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用途 |
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ツイスターリングは、内径、外径シールの両方に使うことができます。 |
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往復運動、揺動、回転及び螺旋運動 |
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半径方向および軸方向 (図d) |
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仕様 |
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最高約40MPa (バックアップリング使用/PTFE) |
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最高約0.5m/s (往復運動用) |
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約-54°~200°C (ゴムの材質による) |
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ツイスターリングの材質は使用流体、温度を考慮して選定して下さい。硬度は圧力およびシールすべきすき間に関係します。サイズ表Aの最大直径すきまは硬度70°Hsが基準になっています。これよりすきまが大きくなる場合は、バックアップリングを入れるか、またはツイスターリングの硬度を高くする必要があります。 |
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設計 |
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シールする内径あるいはロッドの外径がわかれば、次の条件を適用して、最も適当なサイズのツイスターリングが選べます。 ・外径シールの場合ツイスターリングの外径は、対応する溝の内径と同じにするかあるいは最高2%より小さくすると、ツイスターリングは、溝内でわずかにしめ代が生じるので、倒れが防止できます。 ・内径シールの場合ツイスターリングの内径は、対応するロッド外径と同じにするかあるいは約0.2~0.3mmより小さくするか又は、対応する軸の直径よりも約1%大きくします。この場合には、ツイスターリングの組付けはさらに容易になり、また寿命も延びます。 ・固定用シールと運動用シールの場合固定用シールの場合は、断面が比較的小さいツイスターリングで十分ですが、運動用シールの場合は、より大きい断面のツイスターリングを選んで下さい。利点は摩耗がより少なく、許容公差範囲がより広くなる。圧縮ひずみがより小さく、そして、シール性がよりよくなります。サイズ表Cは、ツイスターリングを運動用で用いる時の適切な寸法です。 |
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◆華陽物産のOリングラインナップ 規格Oリング バックアップリング(Oリング用) 規格・規格外Oリングの金型表 大口径(O)リング Duet(デュエット)リング メタル(中空)Oリング 真空用Oリング/フランジパッキン