毎秒750枚以上のタグを読み取ることができ、しかも無指向性で最大10メートルの長距離読取り可能なUHF RFIDハンディターミナル

HT730 UHF RFIDハンディターミナルは、最大10メートルまでの長距離読み取りに対応し、リアルタイムでデータを送信するので、商品の入出荷管理・トレーサビリティなどのアプリに適合するように設計されています。内蔵している高感度チップのIMPINJ R2000は、複数のUHFタグを同時に読み取ることができ、出荷や商品の管理・検証プロセスをさらに効率化させることができます。
最大34 dBm EIRP の出力電力で、865MHz～928MHz（米国/欧州/日本/台湾/中国）のグローバル周波数範囲内でEPC Global Class 1 Gen 2やISO 18000-6Cに準拠するなど、ほとんどのRFIDタグを読み取ることが可能です。物流サイクルにおいて、HT730 UHF RFIDリーダは、作業のステップをよりスムーズに、かつ効率よく進めることができます。
HT730 UHFは、1秒間に750回以上のタグ読み取りを行い、大規模な物流センターの現場で大量のデータを処理し、生産性を向上させます。パレットに積まれた荷物を確認する手作業をなくし、エンドユーザーへの配送にかかる貴重な時間を短縮します。6700mAnhのバッテリーで丸一日稼動し、バッテリーを交換することで、24時間365日稼働させることも可能です。
4インチのディスプレイは、タグの読み取り中に瞬時にフィードバックを確認できるよう、より見やすくなっています。明るい日光の下でも、屋内外で見やすい画面です。Bluetooth　 5.1またはWLANネットワークで接続したHT730 UHFは、TagAccessなどのアプリで異品や欠品を素早く確認することができます。このデバイスは、読み取るたびに明確な音、バイブ、視覚によるフィードバックを提供する、扱いやすいデバイスです。
バランスのとれた人間工学に基づいて設計されたガングリップデザインのHT730 UHFは、手に心地よくフィットするトリガスイッチを採用しており、長時間の作業シフトでの負担を解放します。洗練されたデザインでありながら、インフラを維持するフィールド作業や、地域への荷物を運ぶロジスティクス業にも十分な耐久性を持つリーダーです。また、IP65に準拠した防水・防塵性能は、日常生活で働く人々の作業にとっても、堅牢かつ信頼性の高いツールとなっています。